![]() 計装軸受、軸受アセンブリ、およびそれらの組立方法
专利摘要:
特に鉄道車両の車軸ハウジングにおける軸受アセンブリは、軸受(17)の内部(28)を少なくとも部分的に塞ぐ環状且つ金属製の固定ディフレクタ(30)を有する。固定ディフレクタ(30)は、少なくとも一つのディフレクタ窓(46)と、ディフレクタ窓(46)を気密的に塞ぐ非磁気隔壁(48)とを有する。非磁気隔壁(48)の厚み(E1)は、固定ディフレクタ(30)の厚み(E2)よりも小さい。測定モジュール(55,62)は、軸受外部(40)においてディフレクタ窓(46)に対向するように配置される。測定モジュール(55,62)は、車軸ハウジングのケーシング(12)に取着された計装ホルダ(54,154A,154B)に組込まれ、軸受(17)とケーシング(12)との間に配置される。 公开号:JP2011514952A 申请号:JP2010548142 申请日:2009-02-26 公开日:2011-05-12 发明作者:シルフェス、セバスチャン;スペテブルッド、コーラス;バラス、ジェラール 申请人:エヌテエヌ−エス.エヌ.エール.ルルモンNtn−S.N.R.Roulements; IPC主号:F16C41-00
专利说明:
[0001] 本発明は、軸受とりわけ鉄道車両の車軸ハウジングの軸受などの大型の軸受の計装に関する。計装によって、軸受の機能を示す一定のパラメータの測定手段が供与される。] 背景技術 [0002] 特許文献1に記載の鉄道車両の車軸ハウジングは、軸受の外リングに連動(固定)する固定ディフレクタと、軸受の内リングに連動する回転可能な補助ディフレクタとによって保護された円錐形状の軸受を有する。固定ディフレクタと補助ディフレクタは、軸受内部と、車軸ハウジングのケーシングによって画定される軸受外部との間における荷重逃がし路を構成する通路を、固定ディフレクタと補助ディフレクタの間に形成する。軸受の回転速度を測定する測定モジュールが、車軸ハウジングに組込まれる。測定モジュールは、補助ディフレクタに連動するエンコーダリングと、エンコーダリングに対向するとともにエンコーダリングに対してエアギャップ距離をもって配置された、軸受内部の固定ディフレクタに固定されたセンサとを有する。センサの接続部材は、センサを、車軸ハウジングのケーシングを横切って延びる電気接続インタフェースに接続すべく、固定ディフレクタを横切って延びる。] 先行技術 [0003] フランス特許第2,669,598号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0004] しかし、このような型の組立においては、少ないエアギャップを許容する場合、固定ディフレクタにおける気密性に関する問題が生じる。また組立は、軸受周縁への複数のセンサの組立には不適であり、個々のセンサに、軸受ハウジングのケーシングを横切って延びるアウトプット接続部材を配備する必要がある。組立は、測定の冗長性を確保するための複数の速度測定モジュールの組立にはとりわけ不適なようである。結果的に、車軸ハウジングのケーシング内に軸受を装着しケーシングを閉じる前に、軸受上にセンサモジュールを配備することが必要になる。このような一連の組立は、ケーブルの長さが短いことから、特にケーシングを横切って延ばさなければならない接続部材の組立段階において、必ずしも容易ではない。] [0005] しかも、この型の組立では、電磁攪乱の問題等が生じる。実際のところ、鉄道車両の車軸ハウジングの軸受には、固定ディフレクタが導電体である場合、固定ディフレクタにフーコー電流を生じさせる高強度と高周波数の電流が流れる虞がある。] [0006] 本発明の目的は、前記技術の現状における問題点を解消することにあり、特に固定ディフレクタにおけるセンサ接続部材の延設時に生じる気密性の問題を解決することにある。] 課題を解決するための手段 [0007] 前記目的を達成するために、本発明の第1態様は、ケーシングと;前記ケーシング内に配置された軸受とを有する軸受アセンブリを提供する。前記軸受は、 共軸状の複数の環状転動路を有するリングとピースであって、前記環状転動路の間には、回転軸線を中心とする前記ピースと前記リングの相対回転を可能にする複数の転動体が配置されることと; 前記リングと前記ピースの間に位置する前記軸受の内部を少なくとも部分的に塞ぐ環状 且つ金属製の固定ディフレクタであって、前記固定ディフレクタは、前記軸受内部に対向するディフレクタ内面とディフレクタ外面を有し、前記固定ディフレクタは、前記ディフレクタ外面と前記ディフレクタ内面の間に開口部を画定する少なくとも一つの窓を有することと; 前記開口部を気密的に塞ぐとともに、前記内部に対向する側に配置され前記固定ディフレクタの内面に取着された外面と、前記内部に対向する内面とを有する非磁気隔壁であって、前記非磁気隔壁は、窓の周縁の高さにおいて測定される前記固定ディフレクタの外面と内面の間の距離よりも小さい、前記隔壁の外面と内面の間において測定される厚みを有することとを有する。] [0008] 軸受アセンブリは更に、ケーシングに固定されるとともに前記軸受と前記ケーシングの間に配置された計装ホルダを有する。前記計装ホルダは、本体と、前記非磁気隔壁の外面に対向した状態で、前記本体に固定されるとともに前記窓内に配置された少なくとも一つの磁気センサとを有し、前記ケーシングと前記計装ホルダの本体は、前記回転軸線を中心する前記ケーシングに対しての計装ホルダの角度位置決めの手段を有し、前記ケーシングと前記軸受とは、前記回転軸線を中心とする前記ケーシングに対しての前記固定ディフレクタの角度位置決めの手段を有する。] [0009] 上記の非磁気隔壁を設けたことによって、固定ディフレクタによって画定される軸受内部ではなく、軸受外部に磁気センサを配置することができ、それによって完全な気密性を確保できる。非磁気隔壁の厚みが小さいことと、ディフレクタ内面における非磁気隔壁の配備位置とによって、非磁気隔壁の両側において、エンコーダとセンサの間に最小のエアギャップを設けることができる。ディフレクタ窓を設けたことによって、更に、基本的に非磁気隔壁の厚みによって規定されるエアギャップの寸法を、固定ディフレクタの厚みとは独立にすることができる。ここで固定ディフレクタの厚みは、固定ディフレクタの剛性を確保できる程度である必要があり、軸受の径に従い増大させなければならない。従って、提供される上記の構造によって、互いに異なる径をもちながら、非磁気隔壁の厚みが一定であり、それによって一定のエアギャップと共通の磁気センサを有する軸受群を提供することができる。] [0010] 上記のような計装ホルダのホルダ本体を採用することによって、磁気センサの組立と軸受の組立を、互いに独立とすることができる。従って、必要であれば、軸受とケーシングの最終組立を行なう作業場とは別の作業場において、ケーシング内に計装ホルダを予め組立ててもよい。組立は、軸受とケーシングとの間の角度位置決めの手段によって容易に行なうことができ、これによってディフレクタ窓を、角度をつけて配置することができる。またケーシングをディフレクタ窓に対向するように位置決めし得るべく、ホルダ本体とケーシングの間に、角度付け指標手段を設けてもよい。] [0011] 軸受の内部には、環状の多極磁気エンコーダを更に設け、ディフレクタ窓を、エンコーダに対向するように配置することが好ましい。環状エンコーダは補助ディフレクタに固定され、補助ディフレクタは、固定ディフレクタと共に通路を形成する。固定ディフレクタと補助ディフレクタは、一方が外リングに、他方が内ピースに固定されてもよい。このように配置することによって、軸受の種々の要素の組立と組付が容易になる。] [0012] 一つの実施形態においては、エンコーダは、2つの互いに隣接する極同士の間に極長さを規定するとともに等間隔に配置された複数対の極を有する。ディフレクタ窓の周縁は、前記極長さよりも大きいように、回転軸線に直交する平面内で測定される寸法を有する。前記寸法は、1〜4極長さのオーダーであることが好ましく、上限値は、基本的に固定ディフレクタの機械的剛性に関連している。] [0013] 固定ディフレクタは、周縁によって画定されるとともにディフレクタ外面とディフレクタ内面の間に第2開口部を画定する少なくとも一つの第2窓を有してもよい。軸受は、第2窓を気密的に塞ぐ第2非磁気隔壁を更に有してもよい。第2非磁気隔壁は、固定ディフレクタに対して軸受内部寄りに配置される。第2非磁気隔壁は、第2開口部の周縁の高さにおいてディフレクタ内面に取着される第2隔壁外面と、軸受内部に対向する第2隔壁内面とを有する。第2隔壁外面と第2隔壁内面の間において測定される第2非磁気隔壁の厚みは、第2窓の周縁の高さにおいて測定されるディフレクタ外面とディフレクタ内面の間の距離よりも小さい。] [0014] 上記の第2窓を設けることによって、たとえば測定の冗長性を確保するために、第2磁気センサを配備することが可能になる。 第1隔壁と第2隔壁は別個であってもよく、または固定ディフレクタのディフレクタ内面を被覆する同一のリングの複数の部分を、構成させてもよい。] [0015] 特に固定ディフレクタが導電体である場合に、センサ近傍のフーコー電流を制限するために、隔壁を電気的絶縁材料で形成することが好ましい。 固定ディフレクタは、たとえば亜鉛メッキ軟鋼等のシートメタルをプレスすることによって形成されてもよい。] [0016] 外リングは、少なくとも一つの外転動路を有し、内ピースは、少なくとも一つの内転動路を有する。外リングによって、特に円錐形状のローラを有する軸受の外リングを設けることができる。内ピースは、内リングまたはシャフトであってもよい。] [0017] 磁気センサを、非磁気隔壁の外面上に直接組付けてもよい。 また軸受と固定ディフレクタとは独立の計装ホルダに、一つまたは複数の磁気センサを装備することが好ましい。従って、軸受の収容ケーシングに対する固定ディフレクタの角度を付けての位置決めの手段を有することが有利である。] [0018] 軸受アセンブリは、複数の測定モジュールを有してもよく、計装ホルダのホルダ本体は、前記測定モジュールのそれぞれを収容するための複数の収容部を有し、前記測定モジュールの一つは磁気センサを有する。従って、計装ホルダのホルダ本体は、軸受の速度または位置を感知する磁気センサ以外に、一つまたは複数の温度センサ、一つまたは複数の加速度計、及び/または浸漬された軸受の場合にはオイル深さの測定器を含み得る、軸受の測定手段の集合体を収容する。] [0019] ケーシングを設けることによって、振動センサの位置決めにおいて、軸受の固定ディフレクタに対して寄生振動のモードを制限できるという利点が供与される。ケーシングは、固定ディフレクタよりもはるかに大きい剛性を有する大型のピースであるとともに、軸受の予防的メンテナンスのためにモニタされる振動スペクトルよりも明らかに高い第1固有振動数を示すからである。] [0020] 有利なことに、測定モジュールの少なくとも一つにおいて、収容部の一つに嵌挿される収容ケース内に配置されるとともに、電子センサ要素を有するプリント回路を設けてもよい。それによって、組立は特に容易になり、計装ホルダの寸法に関係なく、測定モジュールの標準化に適したものになる。収容ケースは、ファラデーケージを形成すべく、軸受アセンブリのアースまたは地面に電気的接続された非磁気導電材料によって構成されることが好ましい。同様に、測定モジュールも、収容ケース内に配置されるとともにプリント回路の弾性固定挟持部材を有する弾性合成材料製インサートを有してもよい。この場合も、組立の容易さが著しい。] [0021] 複数の測定モジュールは、少なくとも一つの磁気センサをそれぞれ有する少なくとも2つの測定モジュールを有し、この場合の目的は、測定の冗長性を確保することにある。 有利なことに、計装ホルダ内に配置された給電/信号適合化共通モジュールに、測定モジュールを電気的接続してもよい。] [0022] また計装ホルダに支持されるとともに、ケーシングの開口部を横切って延びる接続インタフェースを有した半剛性を有する接続ケーブルを設けてもよい。組立を容易にするために、接続インタフェースをケーシングの径方向に延びる壁を横切って延びるべく接続ケーブルに対して径方向に突出させた状態で、または回転軸線に対して直交するケーシングの壁を横切って延びるべく軸方向に突出させた状態で、接続ケーブルが回転軸線に平行に延びることが好ましい。] [0023] 有利なことに、計装ホルダのホルダ本体を、軸受に共軸の環状リングによって構成してもよく、そのことによって、多数のセンサを配備することが許容される。 前述の軸受アセンブリは、特に鉄道車両の車軸ケースなどの大型の軸受に適用される。] [0024] 同様に、特に前述のような軸受アセンブリのための計装ホルダを目的とする本発明の別の態様では、ホルダは、 収容ケースへのホルダ固定手段と、ホルダ本体の周縁に配置された複数の収容部とを有する非磁気材料から成るホルダ本体と; 収容部内に配置される複数の測定モジュールと; 測定モジュールの給電及び/または信号処理共通モジュールと; 共通モジュールを電気接続インタフェースに接続する半剛性接続ケーブルとを有する。] [0025] 接続ケーブルは、半剛性、すなわち可撓性を有することが好ましいが、変形に対する抵抗性を有し自重で変形することはない。 一つの実施形態において、ホルダ本体は環状であり、リングを形成する。有利なことに、接続インタフェースを接続ケーブルに対して、たとえば径方向に突出させた状態で、接続ケーブルをリングの軸線に平行に配置することができる。またはホルダ本体は円弧状に延びてもよい。] [0026] 有利なことに、測定モジュールに電気的シールドが設けられている場合は、計装ホルダのホルダ本体をポリアミドまたは絶縁材料、特に合成材料によって形成し得る。またホルダ本体は、アルミニウムによって形成してもよく、これによって測定モジュールの電気的シールドが構成される。] [0027] 計装ホルダは更に、複数の測定モジュールを有してもよく、計装ホルダのホルダ本体は測定モジュールのそれぞれを収容すべく複数の収容部を有し、測定モジュールの一つは磁気センサを有する。測定モジュールの少なくとも一つは、収容部の一つに嵌挿される収容ケース内に配置された電子センサ要素を有するプリント回路を有し得る。収容ケースは、軸受アセンブリのアースまたは地面に電気的接続された非磁気導電材料によって形成されてもよい。収容ケースは、プリント回路の弾性固定挟持部材を有する弾性合成材料製のインサートを更に有してもよい。複数の測定モジュールは、温度測定モジュール及び/または複数の加速度計を更に含み得る。一つの変形例では、複数の測定モジュールは、それぞれ磁気センサを有する少なくとも2つの測定モジュールを含む。] [0028] 更に、本発明は、ケーシングのリッドにおけるホルダの組立ステップと、続いて行なわれる、軸受を収容するケーシング本体におけるケーシングのリッドの組立ステップとを有する、前述の軸受アセンブリの組立方法にも関する。前記方法は、ケーシング本体に対する軸受の角度を付けての位置決めステップを含み、ケーシング本体内における軸受の組立 ステップを更に有してもよく、これによって、ディフレクタ窓内における磁気センサの良好な位置決めを許容する。] [0029] 本発明のその他の特徴と長所は、添付図面を参照し、以下の記載を読むことによって明らかになる。 明確な理解を促すべく、同一のまたは類似する要素には、全ての図面において、同一の参照符号を付す。] 図面の簡単な説明 [0030] 本発明の軸受アセンブリを軸線方向に沿って示す断面図。 図1Aの拡大断面図。 第1変形例における図1の軸受アセンブリの固定ディフレクタを示す図。 図2Aの固定ディフレクタを示す図。 図2Aの固定ディフレクタを示す図。 図2Aの固定ディフレクタを示す図。 第2変形例における図1の軸受アセンブリの固定ディフレクタを示す図。 図3Aの固定ディフレクタを示す図。 図3Aの固定ディフレクタを示す図。 図1のアセンブリの計装ホルダを示す斜視図。 図4Aの計装ホルダを示す斜視図。 図4Aの計装ホルダに嵌挿された、測定モジュールを示す断面図。 図5Aの測定モジュールを示す断面図。 複数の計装ホルダを有する第3変形例を示す図。 図6Aの計装ホルダを示す図。 図6Aの計装ホルダの拡大分解図。 図7に示すVIII−VIII平面に沿った断面図。] 図1A 図2A 図3A 図4A 図5A 図6A 図7 実施例 [0031] 図1Aと図1Bに示すように、たとえばボギー車の車軸などの鉄道車両車軸シャフトとしての車軸シャフト10の端部は、ボギー車(図示略)の一次サスペンションを介して、ボギー車(図示略)のシャーシが載置された車軸ハウジング内に配置される。車軸ハウジングは、ケーシング本体14とリッド16とから成るケーシング12を形成する。車軸シャフト10は、ハウジング本体としてのケーシング本体14に連動(固定)する固定プレートすなわち外リング18と、車軸シャフト10に連動する回転可能なコーンすなわち内リングとしての内ピース20とを有した円錐形状の軸受17内において、幾何学的軸線である回転軸線100を中心に旋回する。2つのリングつまり外リング18と内ピース20は、複数の円錐形ローラ26のための、円錐台形状の外転動路22と内転動路24をそれぞれ画定する。ケーシング本体14に対する、外リング18の角度位置決めは、ケーシング本体14の対応する溝を貫通する指標19に従って行なわれる。] 図1A 図1B [0032] 軸受17の2つのリングである外リング18と内ピース20は、固定リングとしての外リング18の穴32内に嵌合された固定ディフレクタ30と、回転可能な補助ディフレクタとしての回転ディフレクタ34とによって、回転軸線100に沿って塞がれた軸受内部28を、外リング18と内ピース20の間に画定する。回転ディフレクタ34は、図示しないビスによって車軸シャフト10の端部に固定された回転プレート36によって、内ピース20に対して支持される。固定ディフレクタ30の周縁は、車軸ハウジング内において軸受17の内部すなわち軸受内部28と、軸受17の外部すなわち軸受外部40との間に、特にリッド16と軸受17との間に、荷重逃がし路38を構成する通路を形成すべく 、回転ディフレクタ34と回転プレート36の間に延びている。] [0033] 図2A〜図3Cに示す固定ディフレクタ30は、プレスされたシートメタルによって形成され得るとともに、軸受内部28に対向するディフレクタ内面42と、軸受外部40に対向するディフレクタ外面44とを有する。固定ディフレクタ30は、外リング18の対応する凸部と協働することによって、外リング18内での固定ディフレクタ30の角度位置決めを可能にする切欠45を有する。固定ディフレクタ30には、固定ディフレクタ30の周縁に等間隔をもって配置された六つのディフレクタ窓46が形成される。それぞれのディフレクタ窓46は、固定ディフレクタ30のディフレクタ外面44とディフレクタ内面42との間に開口部を構成している。] 図2A 図2B 図2C 図2D 図3A 図3B 図3C [0034] 図2A〜図2Dに示す第1変形例において、ディフレクタ窓46は、固定ディフレクタ30のディフレクタ内面42に取着された隔壁外面50と、軸受内部28に対向する隔壁内面52とを有する非磁気隔壁48によって塞がれている。非磁気隔壁48は、それ自体、ディフレクタ内面42(固定ディフレクタ30の充実面)に対向するように配置されるべき複数の隔壁窓49を有する。隔壁窓49の機能については後述するが、これら隔壁窓49は、固定ディフレクタ30と、環状の非磁気隔壁48とによって実現されるアセンブリの気密性を阻害することはない。] 図2A 図2B 図2C 図2D [0035] 非磁気隔壁48は、ディフレクタ窓46を気密的に塞ぐべく、固定ディフレクタ30のディフレクタ内面42、特に複数のディフレクタ窓46の周縁に接着され得る。隔壁内面52と隔壁外面50との間で測定される、非磁気隔壁48の厚みE1は、たとえば0.02mm〜3mmであり、固定ディフレクタ30の内面と外面の間において確認される、窓周縁部の厚みE2よりも小さくなければならない。] [0036] 図3A〜図3Cに示す第2変形例では、第1変形例と同一の固定ディフレクタ30は、ディフレクタ窓46のそれぞれを個々に塞ぐ複数の互いに独立した第2非磁気隔壁148を有する。第2非磁気隔壁148は、それぞれ第2隔壁内面150と、固定ディフレクタ30のディフレクタ内面42に取着と接着された周縁を有する第2隔壁外面152とを有する。複数の空間である第2隔壁窓149が、複数の第2非磁気隔壁148同士の間に画定される。] 図3A 図3B 図3C [0037] 環状の多極磁気エンコーダ53が、回転可能リングである内ピース20の軸方向端部に嵌合されたワッシャ56を介して、内ピース20に固定される。多極磁気エンコーダ53は、交互に配置された複数の磁極の列を有し、これらの磁極は、たとえば極長さLpを定義するように、等間隔をもって配置され得る。この型の多極磁気エンコーダ53は、前記技術の現状において周知されており、シャフトと軸受17の回転速度と回転角度の測定のために、一般的に使用される。必要であれば、同型の多極磁気エンコーダ53の一例が、この点において本明細書において援用する特許文献1に記載される。多極磁気エンコーダ53は、ディフレクタ窓46の少なくとも一つに対向するとともにディフレクタ窓46の近傍に配置されるように設けられている。] [0038] 第1変形例の範囲内において、隔壁窓49の機能は、多極磁気エンコーダ53と非磁気隔壁48とが近接しているにもかかわらず、軸受17内に存在する潤滑剤の流動を制限し得る、径方向嵌合部材を画定することである。隔壁窓49と同様の機能は、隔壁の実施における第2変形例の空間である第2隔壁窓149によってもたらされる。] [0039] ディフレクタ窓46の少なくとも一つの外部であって、非磁気隔壁48の隔壁外面50に直接的に対向するように隔壁外面50の近傍の位置に、磁気測定モジュールとしての測定モジュール55が配置される。測定モジュール55は、図4Aと図4Bに示す計装リン グ54に組込まれる。計装リングは、ケーシング本体14のリッド16の補助円筒枠58に嵌挿された円筒枠57を有する。計装リング54の角度位置決めと固定は、計装リング54の本体に設けられた複数の穿孔であるビス孔83に挿入された固定ビス(図示略)と、リッド16に形成された対応する複数のネジ穴(図示略)とを介して行なわれる。計装リング54は、測定モジュール55と、必要であれば、たとえば磁気センサまたは温度センサを含む別のセンサモジュール(たとえば測定モジュール62)とを収容すべく、複数の円筒状穿孔の軸線に平行な平面上に部分的に開口する円筒状穿孔によって構成される複数の収容部60を有する。] 図4A 図4B [0040] 図5Aと図5Bは、測定モジュールとりわけ測定モジュール55の構造を示す。測定モジュール55は、特定用途向け集積回路つまりASIC66が設けられたプリント回路64を有する。ASIC66は、一列または二列に配置された複数の感応要素を有することが好ましく、全体で一つの磁気センサを構成する。プリント回路64は、端部において塞がれている合成材料製のインサート72を有した、基本的に円弧形状を有する円筒状の非磁性金属シェルによって構成される収容ケース68に、少なくとも部分的に挿入される。インサート72は、収容ケース68の内部において凸状の部分を占めるとともに、収容ケース68の平面状隔壁76に向かって突出する弾性タング74を有する。従って、それぞれ要素を定位置に固定する樹脂78を注入しながら、プリント回路64上で変形する弾性タング74の作用によって、ASIC66を収容ケース68の平面状隔壁76に接触させて取着した状態に保持しつつ、平面状隔壁76に平行に収容ケース68のスリット70内を摺動させることによって、プリント回路64を嵌挿し得る。次に、プリント回路64を有する収容ケース68によって構成されるセンサモジュールとしての測定モジュール55を、リングに設けられた収容部60内において摺動させ得る。] 図5A 図5B [0041] プリント回路64は、リング内に収容された給電/信号処理共通モジュール82に、電気ケーブル80によって接続される。測定モジュール55の遮蔽は、電気ケーブル80のシールド81によって、シェルつまり収容ケース68を給電モジュールのアースに接続することによって成される。給電/信号処理共通モジュール82は測定モジュール55,62に共通であり、これら測定モジュールの給電を確保する一方で、測定信号の車軸ハウジングの外部への転送を許容するためのインピーダンスの適合化を可能にする。このような転送は、接続インタフェースプラグ86(fiche d‘interface de connexion)を有する接続ケーブル84によって行なわれる。特に図1Aに示すように、接続インタフェースプラグ86は、気密性横断部材88の高さにおいて径方向に、リッド16を横切って延びている。接続ケーブル84は、接続ケーブル84をリングの軸線と軸受17の回転軸線100に対して全体的に平行に延びるように配置させるための、半剛性カバーを有する。] 図1A [0042] 非磁気隔壁48の厚みE1が小さいことと、非磁気隔壁48と多極磁気エンコーダ53の間の距離が短いこととから、ASIC66と多極磁気エンコーダ53の間のエアギャップは小さくなるように抑制されており、そのことによって、非磁気隔壁48と、遮蔽された非磁気シェルとしての収容ケース68とを通しての、ASIC66による多極磁気エンコーダ53の磁気データの質の高い読取が許容される。読取を最適にするために、図1Aと図1Bの平面に直交して測定される窓長さLfは、極長さLpと同じオーダーの大きさであることが好ましく、1極長さ〜4極長さになる。] 図1A 図1B [0043] 車軸ハウジングの組立は、以下の方法で行なう。まず、センサモジュールとしての測定モジュール55,62を有した計装リング54を、ビス孔83を横切って延びるビスを介して、ケーシング12のリッド16内に挿入、位置決めし、固定する。この段階では、接続インタフェースプラグ86を気密性横断部材88に嵌挿することは容易である。同時に、軸受17が指標19によってケーシング本体14に対して定位置に配置された状態で、 且つ固定ディフレクタ30を軸受17の固定リングとしての外リング18に対して角度位置決めした状態で、通常の方法によって、切欠45を介してケース本体つまりケーシング本体14内に軸受17を装着する。これら2つの動作が完了すれば、あとは、軸受17の回転軸線と計装リング54の軸線とを互いに適合させるように、リッド16をケーシング本体14上に位置決めしつつ、ケーシング12を閉じるだけでよい。] [0044] いうまでもなく、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、特にたとえばボール軸受または円筒ローラなどの任意の型の軸受17に適用することができる。軸受17は、固定された外リングと、回転可能な内リングまたはシャフトとなり得る内ピースとを有し得る。] [0045] また本発明は、たとえばボギー車またはクレーンのピボット軸受などの特に大型のスラスト軸受に適用することもできる。 適用例に従い、磁気センサを、絶対回転速度または相対回転速度または回転角度の測定に最適に用いることができる。また磁気センサを用いて、軸受17の一部分の別の部分に対する、特に軸方向の移動量についての任意の型の測定を行なうことができる。] [0046] ディフレクタ窓46の配向は、前述の実施形態にあるように径方向であってもよいが、軸方向であってもよい。ディフレクタ窓46の数と固定ディフレクタ30周縁でのディフレクタ窓46の配置は、利用され得るセンサの数に応じて選択され得る。またそれぞれディフレクタ窓46に対して、互いに独立の非磁気隔壁48を設けてもよい。一つの変形例においては、多極磁気エンコーダ53は、回転ディフレクタ34に直接的に固定され得る。] [0047] 更に、特に測定モジュール55,62の数が減った場合に、計装ホルダは環状以外の形状を有してもよい。 ディフレクタ窓46の角度指標付けは、任意の適する方法によって行なうことができる。特にケーシング本体14に設けられた、たとえば溝等の凹部と直接協働する、たとえば径方向に延びる延出部等の形態をもつ固定ディフレクタ30の指標凸部を設けることが有利である。] [0048] 図6Aと図6Bに、鉄道車両の車軸ハウジングのケーシング12の内部に固定された、2つの計装ホルダ154A,154Bを有する変形例を示す。それぞれ計装ホルダ154A,154Bの角度位置決めと固定は、計装ホルダ154A,154Bのホルダ本体に設けられた複数の滑らかなビス孔83と、リッド16に形成された対応する複数のネジ穴に嵌挿された複数の固定ビス(図示略)とを介して実施される。リッド16は、図6Bに示すように、対応する指標凸部245と非磁気隔壁48によって塞がれる複数のディフレクタ窓46とを有し、指標として作用するとともに固定ディフレクタ30の位置決めを許容する位置決め溝145を有する。] 図6A 図6B [0049] 図7は、円弧形状を有する一つの計装ホルダ154Aを示す。計装ホルダ154Aは、2つの測定モジュール55,62を収容するための、この場合はアルミニウムから成る非磁気材料製の収容ケースを形成するベース254を有し、ベース254は、第2リッド354によって塞がれている。] 図7 [0050] 測定モジュール55,62の少なくとも一方は、必要に応じて、更に温度測定、及び/または加速度計800を用いて加速度測定を行なうことができる。測定モジュール55,62は、それぞれプリント回路64を有し、第1実施形態に関連して記載されるASIC66と同型の、少なくとも一つのASIC66を支持している。測定モジュール55,62は、計装ホルダ154Aのホルダ本体内に形成される複数の収容部60内に設けられた 複数の摺動溝170内を摺動する収容ケースを形成する。図7から明らかなように、ベース254は、ASIC66がディフレクタ窓46に対向した状態で軸受(図示略)に向かって軸方向に突出するように、収容部60の深さを増すことを許容する凸部260を有する。] 図7 [0051] それぞれ測定モジュール55,62は、第2リッド354の下方に位置する給電/信号処理共通モジュール82に、複数の接続ピン180を介して接続される。加速度計800は、給電/信号処理共通モジュール82上に直接的に配置されることが好ましい。給電/信号処理共通モジュール82によって、測定モジュール55,62への給電が行なわれる一方、車軸ハウジング外部への測定信号の転送を許容するインピーダンスの適合化も行なわれる。このような転送は、接続インタフェースプラグ86を有する接続ケーブル84によって実施される。図6Aに示すように、接続インタフェースプラグ86のプラグケーブルは、気密性横断部材88の高さにおいて、径方向にリッド16を横切って延びる。接続ケーブル84は、リッド16の内部に設けられた一つまたは複数の支持溝184内に嵌合されたカバーを有する。] 図6A [0052] 本変形例では、2つの計装ホルダ154Aと154Bを示した。しかし、単一の計装ホルダ154Aまたは2つ以上の計装ホルダを有する変形例を実施することも可能である。 温度測定が所望される場合、一つまたは複数の熱センサを組込んだ一つまたは複数の測定モジュール55,62を、軸受17の最大荷重領域に配置することが有利である。鉄道車両の車軸における適用例では、軸受17の最大荷重領域は、軸受17の回転軸線100を含む鉛直平面の両側において、+/−30度の角度範囲内に画定される。]
权利要求:
請求項1 ケーシング(12)と;前記ケーシング(12)内に配置される軸受(17)と;前記軸受(17)と前記ケーシング(12)の間に配置されるように前記ケーシング(12)に固定される計装ホルダ(54,154A,154B)とを有する軸受アセンブリであって、前記軸受(17)は、共軸状の複数の環状転動路(22,24)を有する外リング(18)と内ピース(20)であって、前記環状転動路(22,24)には、回転軸線(100)を中心としての前記外リング(18)と前記内ピース(20)の相対回転を可能にする複数の転動体(26)が配置されることと;前記軸受(17)の軸受内部(28)を少なくとも部分的に塞ぐように前記外リング(18)と前記内ピース(20)の間に位置する環状且つ金属製の固定ディフレクタ(30)であって、前記固定ディフレクタ(30)は、前記軸受内部(28)に対向するディフレクタ内面(42)と、ディフレクタ外面(44)とを有し、前記固定ディフレクタ(30)は、前記ディフレクタ外面(44)と前記ディフレクタ内面(42)の間に開口部を画定する少なくとも一つのディフレクタ窓(46)を有することと;前記ディフレクタ窓(46)を気密的に塞ぐとともに、前記固定ディフレクタ(30)に対して前記軸線内部(28)寄りに配置される非磁気隔壁(48,148)であって、前記非磁気隔壁(48,148)は、前記ディフレクタ内面(42)に取着される隔壁外面(50,152)と、前記軸線内部(28)に向かう隔壁内面(52,150)とを有し、前記隔壁外面(50,152)と前記隔壁内面(52,150)の間において測定される前記非磁気隔壁(48,148)の厚み(E1)は、前記ディフレクタ窓(46)の周縁の高さにおいて測定される前記ディフレクタ外面(44)と前記ディフレクタ内面(42)の間の距離(E2)よりも小さいこととを有し、前記計装ホルダ(54,154A,154B)は、ホルダ本体(57)と;前記隔壁外面(50)に対向する状態で前記ホルダ本体(57)に固定されるように前記ディフレクタ窓(46)内に配置された少なくとも一つの磁気センサ(55,62,66)とを有し、前記ケーシング(12)と前記ホルダ本体(57)は、前記回転軸線(100)を中心とする、前記ケーシング(12)に対する前記計装ホルダ(54,154A,154B)の角度位置決め手段(83)を有し、前記ケーシング(12)と前記軸受(17)は、前記回転軸線(100)を中心とする、前記ケーシング(12)に対する前記固定ディフレクタ(30)の角度位置決め手段(145,245)を有することを特徴とする、軸受アセンブリ。 請求項2 前記軸受アセンブリは更に、前記軸受内部(28)内に配置される環状の多極磁気エンコーダ(53)を有し、前記ディフレクタ窓(46)は、前記多極磁気エンコーダ(53)に対向するように配置される、請求項1記載の軸受アセンブリ。 請求項3 前記多極磁気エンコーダ(53)は、補助ディフレクタ(34)に固定され、前記補助ディフレクタ(34)と前記固定ディフレクタ(30)は、共に通路(38)を画定する、請求項2記載の軸受アセンブリ。 請求項4 前記固定ディフレクタ(30)と前記補助ディフレクタ(34)のうちの一方は、前記外リング(18)に固定され、他方は前記内ピース(20)に固定される、請求項3記載の軸受アセンブリ。 請求項5 前記多極磁気エンコーダ(53)は、互いに隣接する2つの極の間の極長さを画定するとともに等間隔に配置された複数対の極を有し、前記ディフレクタ窓(46)の周縁は、前記極長さよりも大きいように、前記回転軸線(100)に直交する平面内で測定される寸法を有する、請求項2〜4何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項6 前記固定ディフレクタ(30)は、周縁によって画定されるとともに前記ディフレクタ外面(44)と前記ディフレクタ内面(42)との間に第2開口部を画定する少なくとも一つの第2ディフレクタ窓(46)を有し、前記軸受(17)は更に、前記第2ディフレクタ窓(46)を気密的に塞ぐように、前記固定ディフレクタ(30)に対して前記軸受内部(28)寄りに配置される第2非磁気隔壁(148)を有し、前記第2非磁気隔壁(148)は、前記第2ディフレクタ窓(46)の周縁の高さにおいて前記ディフレクタ内面(42)に取着された第2隔壁外面(152)と、前記軸受内部(28)に対向する第2隔壁内面(150)とを有し、前記第2隔壁外面(152)と前記第2隔壁内面(150)の間において測定される前記第2非磁気隔壁の厚み(E1)は、前記第2ディフレクタ窓(46)の周縁の高さにおいて測定される前記ディフレクタ外面(44)と前記ディフレクタ内面(42)の間の距離(E2)よりも小さい、請求項2〜5何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項7 前記第1非磁気隔壁(148)と前記第2非磁気隔壁(148)は、互いに別個の部材である、請求項6記載の軸受アセンブリ。 請求項8 前記第1非磁気隔壁(148)と前記第2非磁気隔壁(148)は、前記ディフレクタ内面(42)を被覆する同一のリングの、複数の部分を構成する、請求項6記載の軸受アセンブリ。 請求項9 前記軸受アセンブリは更に、前記ケーシング(12)に固定されるように前記軸受(17)と前記ケーシング(12)の間に配置される少なくとも一つの第2計装ホルダ(154B)を有し、前記第2計装ホルダ(154B)は、第2ホルダ本体と;前記第2隔壁外面(152)に対向した状態で、前記第2ホルダ本体に固定されるとともに前記第2ディフレクタ窓(46)に配置される少なくとも一つの固定磁気センサ(55,62,66)とを有し、前記ケーシング(12)と前記第2ホルダ本体は、前記回転軸線(100)を中心とする、前記ケーシング(12)に対する前記第2計装ホルダの角度位置決め手段を有する、請求項6〜8何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項10 前記非磁気隔壁(48)は、絶縁材料より成る、請求項1〜9何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項11 前記固定ディフレクタ(30)は、シートメタルをプレスすることによって形成される、請求項1〜10何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項12 前記計装ホルダ(54,154A,154B)は、前記ケーシング(12)のリッド(16,354)に固定される、請求項1〜11何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項13 前記外リング(18)は、少なくとも一つの外転動路(22)を有し、前記内ピース(20)は、内転動路(24)を有する、請求項1〜12何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項14 前記計装ホルダ(54,154A,154B)は、前記軸受(17)に非接触である、請求項1〜13何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項15 前記軸受アセンブリは更に、複数の測定モジュール(52,62)を有し、前記ホルダ本体は、前記測定モジュール(55,62)のそれぞれを収容するための複数の収容部(60)を有し、前記測定モジュール(55,62)のうちの一つは、前記磁気センサ(55,62,66)を有する、請求項1〜14何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項16 前記収容部の一つには、収容ケース(68)が嵌挿され、前記測定モジュール(55,62)のうちの少なくとも一つは、プリント回路(64)を有し、前記プリント回路(64)は、前記収容ケース(68)の内部に配置される電子センサ(66)を有する、請求項15記載の軸受アセンブリ。 請求項17 前記収容ケース(68)は、前記軸受アセンブリのアースまたは地面に電気的接続される、非磁性の導電材料によって形成される、請求項16記載の軸受アセンブリ。 請求項18 前記収容ケース(68)は更に、前記プリント回路(64)を固定するための弾性挟持部材(74)を有するように弾性剛性材料から成るインサート(72)を備える、請求項16または17記載の軸受アセンブリ。 請求項19 複数の前記測定モジュール(55,62)は、温度測定モジュールを有する、請求項15〜18何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項20 複数の前記測定モジュール(55,62)は、それぞれ磁気センサ(55,62,66)を有する少なくとも2つの測定モジュール(55,62)を含む、請求項15〜19何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項21 複数の前記測定モジュール(55,62)は、前記ホルダ本体に配置された給電/信号処理共通モジュール(82)に電気的接続される、請求項15〜20何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項22 前記軸受アセンブリは更に、前記計装ホルダによって支持される半剛性の接続ケーブル(84)を有し、前記接続ケーブル(84)は、前記ケーシング(12)の開口部を横切って延びる接続インタフェース(86)を有する、請求項15〜21何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項23 前記接続ケーブル(84)は、前記回転軸線(100)に平行に延びる、請求項22記載の軸受アセンブリ。 請求項24 前記接続インタフェース(86)は、前記接続ケーブル(84)に対して径方向に突出し、且つ前記ケーシング(12)の径方向隔壁を横切って延びる、請求項23記載の軸受アセンブリ。 請求項25 前記ホルダ本体の形状は、環状である、請求項1〜24何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項26 前記軸受アセンブリは、鉄道車両の車軸ハウジングを構成する、請求項1〜25何れか一項記載の軸受アセンブリ。 請求項27 請求項1〜26何れか一項記載の軸受アセンブリの組立方法であって、前記組立方法は、前記ケーシング(12)の本体であるケーシング本体(14)内において、前記軸受(17)を組立てる軸受組立ステップと;前記ケーシング本体(14)に対して前記軸受(17)を、角度位置決めする位置決めステップと;前記ケーシング(12)のリッド(16,354)において、前記計装ホルダ(54,154A,154B)を組立てるホルダ組立ステップと;前記軸受(17)を収容する状態の前記ケーシング本体(14)に、前記リッド(16)を組付けるリッド組付ステップとを有する、請求項1〜26何れか一項記載の軸受アセンブリの組立方法。
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